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noindexの判断方法|つけるべきページと、別の手段を使うべきページ

更新日2026.08.28
確認時点2026年8月28日時点

タグページや古い記事を検索結果から外すべきか。そう迷ってnoindexを調べると、設定方法を説明した記事ばかりが出てきて、肝心の「つけるべきかどうか」の判断基準が見つかりません。noindexの判断は、検索に出す価値があるかを考える前に、そもそもnoindexが正しい手段かを確かめるところから始まります。重複はcanonical、削除は404、記事の整理は統合とリダイレクトというように、noindex以外が正解のケースは少なくありません。この記事では判断の順序と、ページ種類ごとの考え方を整理します。

この記事でわかること

  • noindexをつける前に確認すべき、解決したい問題ごとの正しい手段
  • お問い合わせ・サンクスページ・プライバシーポリシーなど、ページ種類別の判断
  • 設定してから反映を確認するまでの手順
  • サイト全体の流入を失う事故のパターンと防ぎ方

まずは、解決したい問題ごとの対応表です。noindexが正解ではないケースが多いことを先に確認してください。

解決したい問題別の対応手段
解決したい問題適した手段noindexで正しいか
内容の近い記事が複数あり、まとめた方が強くなる統合してリライトし301リダイレクト正しくない
URLだけ違う同じ内容があるcanonicalで正規化正しくない
ページを恒久的に無くしたい404または410を返す正しくない
URLを変更・移転した301リダイレクト正しくない
クロール自体をさせたくないrobots.txt正しくない
ページは残すが検索結果には出したくないnoindex正しい
順位が低いだけまず改善の余地を確認する急がない
問い合わせ・会社概要・ポリシーの扱いに迷うページ種類別の判断一覧で確認多くはインデックスさせる
※判断の詳細は本文の該当章で解説しています。迷う場合は設定を急がず、対象を1ページに絞って試してください。

ここから、noindexの基本、判断の順序、ページ種類別の考え方の順に解説します。

noindexとは|検索結果に出さないための指定

noindexは、そのページを検索結果に表示しないよう検索エンジンに伝える指定です。クローラーはページを読みに来ますが、インデックスには登録されなくなります。

クロール
検索エンジンのプログラムがページを読みに来ること。
インデックス
読み取ったページを検索エンジンのデータベースに登録すること。
noindex
インデックスに登録しないよう伝える指定。クロール自体は行われる。
canonical
同じ内容のページが複数あるとき、どれを正規のURLとするかを伝える指定。

クロールとインデックスと検索結果の関係でnoindexが効く位置を示した図

誤解されやすいのは、noindexをつけてもページが非公開になるわけではない点です。URLを知っている人はアクセスできますし、サイト内のリンクからも辿れます。

そもそもnoindexが必要なサイト規模か

数十ページ規模のサイトでは、noindexで整理して得られる効果よりも、設定を誤ったときの損失のほうが大きくなりがちです。noindexが本格的に必要になるのは、自動生成される一覧ページやパラメータ違いのURLが大量にあり、検索エンジンに読ませたいページが埋もれている状態のサイトです。まずは自社がその状態にあるかを確認してください。

判断の順序|noindexの前に確認すること

noindexを検討するときは、先に「解決したい問題は何か」を言語化してください。問題の性質によって正しい手段が変わり、noindexが答えになるのは限られた場合だけです。

解決したい問題から適切な手段へ分岐するnoindexの判断フローチャート

実務でいちばん多いのは、古い記事や内容の近い記事をどうするかという相談です。この場合、noindexで隠すよりも、**内容を1本にまとめてリライトし、統合元のURLから統合先へ301リダイレクトする**ほうが結果につながります。それまでに集まった評価を引き継げるためです。noindexで隠すだけでは、記事は残ったまま評価も活かせません。

手段ごとの違い
手段検索結果ページの存在主な用途
統合+301リダイレクト統合先が表示される統合元は転送される内容の近い記事をまとめる
canonical正規URLが表示されるどちらも残る同じ内容が複数URLにある
404・410表示されなくなるページを削除する恒久的に無くす
robots.txtリンク経由で表示される場合がある残るクロール自体を制御する
noindex表示されなくなる残る(閲覧はできる)ページは必要だが検索には出さない
※どの手段を選ぶかは、ページを今後どう扱いたいかで決まります。

出典:Google 検索セントラル『noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する』(公開日記載なし)(2026年8月28日確認)

ページ種類別の判断|インデックスさせるページと外すページ

前章のフローでnoindexにたどり着いた場合、次はページの種類ごとに妥当性を確認します。基準は、検索から来た人にとって価値があるかどうかです。実際には、迷いやすいページの多くはインデックスさせたままで問題ありません。

ページ種類別の判断一覧
ページの種類判断理由
お問い合わせフォームのページインデックスさせる「会社名 問い合わせ」で探す人がいる。指名検索の受け皿になる
送信完了(サンクス)ページnoindex検索から直接来ても意味がなく、コンバージョン計測が狂う
プライバシーポリシーインデックスさせる会社の信頼性を示す情報。無理に隠す理由がない
特定商取引法に基づく表記インデックスさせる同上。事業者情報の開示として機能する
利用規約インデックスさせる同上
会社概要・アクセスインデックスさせる指名検索で探される代表的なページ
採用ページインデックスさせる「会社名 採用」で検索される
404エラーページnoindex検索結果に出す意味がない(多くのCMSで初期設定済み)
サイト内検索の結果ページnoindex検索語の組み合わせで無数に生成される
会員限定・ログイン後のページnoindex+アクセス制限noindexだけでは閲覧を防げない
印刷用・PDF用の複製ページcanonicalが先正規URLを示せるならそちらを優先
テスト環境・開発中のページアクセス制限が本筋noindexは補助として併用
タグ・カテゴリの一覧ページ条件つき流入と回遊があるかで決まる(下記で解説)
古い記事・内容の薄い記事noindexより先に統合を検討統合してリライトする方が結果につながる
※判断は一般的な考え方です。自社のサイトで流入や回遊がある場合は、残す判断が優先されます。

判断が分かれやすいページについて、個別に補足します。

お問い合わせページはインデックスさせる

問い合わせフォームのページは、検索結果に出しておくのが基本です。「会社名 問い合わせ」「会社名 連絡先」といった形で、すでに自社を知っている人が探すためです。この検索で自社のページが出てこないと、他社の比較サイトや口コミページが先に表示されることになります。

フォームのページに独自の文章がほとんどない場合でも、noindexにする必要はありません。中身が薄いことを理由に隠すより、情報を数行足すほうが有益です。対応時間、返信までの目安、相談できる内容の3点があれば、問い合わせ前の不安はかなり減ります。

送信完了(サンクス)ページはnoindexにする

一方、フォーム送信後の完了ページはnoindexが適しています。理由は2つあります。1つは、検索から直接この画面に来ても意味がないことです。もう1つは、コンバージョンの計測が狂うことです。完了ページの表示数を成果としてカウントしている場合、検索から直接訪問されるとその数に混ざってしまいます。

プライバシーポリシーや利用規約はインデックスさせる

プライバシーポリシー、利用規約、特定商取引法に基づく表記は、検索結果に出しておいて問題ありません。むしろ、これらのページが整備されていることは事業者としての信頼性を示す材料になります。

「内容が他社と似ているから低品質と見なされるのでは」と心配されることがありますが、法的な文書は形式が似るのが当然です。同じ理由でnoindexにする必要はありません。ただし、他社のポリシーをそのまま流用している場合は、自社の実態に合わせて書き換えてください。これはSEOの問題ではなく、法務上の問題です。

会社概要・採用ページもインデックスさせる

会社概要、アクセス、採用情報は、指名検索の受け皿として機能します。「会社名 採用」「会社名 場所」で検索する人に自社のページを見せられるかどうかは、そのまま応募や来訪の機会につながります。

会社名で検索しても自社のページが出てこない場合は、noindexとは別の原因が考えられます。会社名で検索しても自社のホームページが出てこないときの対処法で原因の切り分けを解説しています。

タグ・カテゴリの一覧ページは条件つきで判断する

一覧ページは、判断がもっとも分かれるページです。決める前に2つ確認してください。1つは、その一覧ページ自体に検索からの流入があるかどうかで、Search Consoleで表示回数とクリック数を見れば分かります。もう1つは、サイト内で読者の回遊に使われているかどうかで、アクセス解析の遷移を見ます。

流入も回遊もなく、記事タイトルが並ぶだけの内容であればnoindexの候補になります。逆に、そこが記事群への入口として機能している場合は残してください。同じサイト内でも、記事数の多いタグは残し、数件しかないタグはnoindexにするという使い分けもできます。

404エラーページはnoindexでよい

存在しないURLにアクセスしたときに表示されるエラーページは、検索結果に出す意味がありません。多くのCMSやテーマでは初期状態でnoindexが設定されています。設定されていない場合のみ、追加を検討してください。

なお、404ページ自体をnoindexにすることと、削除したページで404を返すことは別の話です。後者はi-1のフローで扱った手段になります。

noindexにしない方がよいページ

順位が低いことと、検索に出す価値がないことは違います。反射的にnoindexをつける前に、次の4つに当てはまらないか確認してください。

noindexを避けたいページ

  • 順位が低いだけのページ(改善で戻る可能性がある)
  • 外部から被リンクを受けているページ
  • 公開してから日が浅いページ
  • 季節や時期によってアクセスが変動するページ

順位が低い理由は、情報が足りないのか、検索した人の意図とずれているのかで対処が変わります。まずはSearch Consoleで、そのページにどんな検索語で人が来ているかを確認してください。意図とずれているなら記事の方向性を直す、情報が足りないなら追記するという選択肢があります。順位が上がらない原因の切り分けは記事をリライトしても効果が出ない原因で詳しく扱っています。

1

流入している検索語を確認する

所要15分

Search Consoleで対象ページのクエリを見ます。

2

被リンクの有無を確認する

所要15分

外部から評価を受けているページは残す判断に傾きます。

3

公開からの期間を確認する

所要5分

公開直後であれば、評価が定まるまで待ちます。

改善で流入が伸びる余地があるかどうかは、Google検索順位を上げる方法と原因別の改善手順もあわせて判断材料にしてください。

AIで量産したページをnoindexで隠すという発想

生成AIの普及で、公開はしたものの検索に出す価値が薄いページを抱えるサイトが増えました。これをnoindexで隠すのは対症療法です。本来は公開する前に価値を判断する運用のほうが効きます。すでに大量にある場合も、まずi-1のフローで統合・リライト・削除のどれが適切かを判断してください。noindexは、残す必要があるページに対してだけ使います。

設定と確認の手順

noindexの指定方法は2つあります。HTMLの<head>内にmetaタグを書く方法と、HTTPレスポンスヘッダーで指定する方法です。Googleの公式ドキュメントでは、この2つの効果は同じだと説明されています。PDFなどHTMLタグを使えないファイルでは、ヘッダーでの指定を使います。

WordPressの場合は、SEO系プラグインの設定項目からページ単位で指定できることが多く、HTMLを直接編集する必要はありません。設定項目の名称はプラグインによって異なります。

大切なのは、設定そのものより設定後の確認です。

1

1ページだけ設定する

所要10分

いきなり範囲を広げず、影響を見られる1ページで試します。

2

指定が出ているか確認する

所要10分

ページのソースやSearch ConsoleのURL検査で、noindexが認識されているかを見ます。

3

反映を待って確認する

数日〜数週間

クローラーが再訪してから反映されます。すぐに消えなくても設定を重ねないでください。

4

問題なければ範囲を広げる

1ページ目で想定どおりの結果になってから次へ進みます。

よくある事故と防ぎ方

noindexは、設定を誤ると検索からの流入がまとめて失われます。実際に起きやすい事故を4つ挙げます。

noindexで起きやすい事故
事故起きる原因防ぎ方
サイト全体が検索結果から消える共通テンプレートやCMSの全体設定にnoindexが入る変更後に必ずトップページと主要ページのソースを確認する
テスト環境の設定が本番に残る公開前にかけたnoindexを外し忘れる公開手順のチェックリストに「noindexの解除確認」を入れる
robots.txtとの併用で効かないクローラーがページを読めずnoindexを認識できないnoindexを使うページはrobots.txtでブロックしない
外したのに検索結果に戻らない再インデックスに時間がかかる焦って別の変更を重ねず、数週間は様子を見る
※いずれも、変更後に主要ページを実際に確認していれば早期に気づけます。

サイト全体への適用やテスト環境の残存などnoindexの事故パターンを示す図

リニューアルにともなう順位下落の原因と手順はサイトリニューアルでSEO順位が下がる原因と移行手順で扱っています。流入が急に減ったときの切り分けはアクセス・検索順位が急に下がった原因の切り分け手順をご覧ください。

設定前後のチェックリスト

  • 解決したい問題に対して、noindexが正しい手段か確認した
  • 対象ページに検索からの流入がないことをSearch Consoleで確認した
  • 1ページで試してから範囲を広げる計画になっている
  • 変更後にトップページと主要ページのソースを確認する手順がある
  • robots.txtで対象ページをブロックしていない

noindexに関するよくある質問

A. 検索結果に表示されなくなるだけで、ページ自体は残ります。URLを知っている人はアクセスでき、サイト内のリンクからも辿れます。

迷ったらつけない、まず1ページで試す

noindexの判断で押さえておく点を整理します。

  • noindexを検討する前に、解決したい問題に合う手段を選び直す
  • 記事の整理でいちばん多い正解は、統合してリライトし301リダイレクトすること
  • 順位が低いだけのページは、まず流入している検索語を確認する
  • 設定は1ページから試し、反映を確認してから範囲を広げる
  • サイト全体への適用とテスト環境からの持ち込みが最大の事故要因

次の一歩として、noindexを検討しているページのSearch Consoleを開き、どんな検索語で人が来ているかを確認してください。流入がある場合、そのページは検索に出す価値をすでに持っています。判断はそこからです。

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