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北國クラウドバンキングの基本料金と振込手数料を安くする方法

更新日2026.09.06
確認時点2026年9月6日時点
調査数北國銀行・フィンサーバンク公式情報

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北國デジタルバンキングを使う法人は、月額基本手数料5,500円に加えて、他の金融機関あての振込1件につき330円がかかります。毎月20件を他行へ振り込む会社なら年間145,200円です。

一方、フィンサーバンクのフリープランは月額0円、他行あて1件110円です。同じ20件で単純比較すると年間26,400円となり、年間118,800円の差が出ます。

株式会社・有限会社・合同会社で、北國デジタルバンキングの月額料金や他行振込手数料を下げたいなら、フィンサーバンクを支払い専用のサブ口座として追加する方法があります。既存の北國銀行口座をいきなり解約する必要はありません。

この記事でわかること

  • 北國デジタルバンキングの月額基本手数料と各種振込手数料の内訳
  • 月額5,500円が振込の有無にかかわらず発生する理由と年間の負担額
  • 法人が振込コストを下げるために取れる手段と、その効果の限界
  • フィンサーバンクの料金プラン3種類と、1件90円が適用される範囲
  • 振込件数ごとの費用差と、乗り換えでは代替できない機能

フィンサーバンクを比較したい会社

  • 株式会社・有限会社・合同会社
  • 他行あて振込が毎月ある
  • 月額5,500円を負担している
  • 請求書から振込先を手入力している

急いで申し込まなくてよい会社

  • 個人事業主
  • 他行あて振込がほとんどない
  • 口座振替・IS-NETだけが主用途
  • 新しい法人口座を増やしたくない
月額0円のフィンサーバンクを確認する※株式会社・有限会社・合同会社限定。口座開設には審査があります。2026年9月末までキャンペーン実施中。

法人の担当者からよく挙がる疑問と、その答えを先にまとめました。表内の金額はいずれも税込で、2026年9月6日時点で各社が公開している内容にもとづいています。

北國デジタルバンキングの費用に関する疑問と短い答え
疑問短い答え
月額はいくらか5,500円
振込がない月も払うか発生する
他行あて振込は1件330円
給与振込は他行あて110円
北國銀行あては無料
月額無料の選択肢はフィンサーバンク
誰が使えるのか株式会社・有限会社・合同会社
※詳細は各章で解説します。判断列は自社の条件で上書きしてお使いください。

まず自社が毎月いくら払っているかを分解し、そのうえで削減できる部分を確認していきます。振込先の内訳によって答えが変わるため、順番に整理します。

北國デジタルバンキングの利用料金は月額と振込手数料の合計だ

請求額が想定より大きいと感じる場合、内訳を分けて確認すると理由が見えてきます。北國デジタルバンキングの費用は、毎月固定でかかる基本手数料と、使った分だけかかる各種手数料の合計です。

北國デジタルバンキングの主な手数料
項目北國銀行あて他金融機関あて
月額基本手数料5,500円5,500円
振込無料330円
給与振込無料110円
口座振替110円110円
※1件あたり、税込。基本手数料のみ月額です。申込月の基本手数料は無料とされています。

振込手数料は金額の大小にかかわらず一律で、北國銀行あては無料です。給与振込の他行あては1件110円で、通常の振込より安く設定されています。

件数が増えると年間の負担がはっきりする

固定費と変動費を合算し、他行あての振込件数ごとに年間の金額を出しました。自社の件数に近い行をご覧ください。

北國デジタルバンキングの年間コスト
毎月の他行あて件数月額合計年間合計
0件5,500円66,000円
10件8,800円105,600円
20件12,100円145,200円
50件22,000円264,000円
100件38,500円462,000円
※月額5,500円と他行あて振込330円で算出。給与振込、口座振替、でんさい等は含みません。

毎月20件の会社で年間145,200円、50件なら264,000円です。振込のたびに引かれる330円は小さく見えても、年間で見ると相応の金額になります。

同じ件数をフィンサーバンクのフリープランで処理した場合の差額も確認しておきましょう。

フィンサーバンクのフリープランに振込を移した場合の年間差額
毎月の他行振込北國デジタル年間フィンサー年間年間差額
10件105,600円13,200円92,400円
20件145,200円26,400円118,800円
50件264,000円66,000円198,000円
100件462,000円132,000円330,000円
※北國デジタル=月額5,500円+他行振込330円/件、フィンサー・フリー=月額0円+他行振込110円/件で単純比較。機能差・資金移動の手間は含みません。

毎月20件なら年間118,800円、50件なら198,000円の差です。すべての機能を移す必要はなく、他行あての支払いだけを分ける方法もあります。

自社の振込件数でフィンサーバンクを試算する※フリープランは月額0円・他行あて110円/件。最新料金は申込画面でご確認ください。

出典:北國銀行『手数料一覧/サービス手数料一覧|北國銀行』(公開日記載なし)(2026年9月6日確認)

月額5,500円は振込がない月でもかかる

見落とされやすいのが、基本手数料の性質です。月額5,500円は、振込の件数にも振込先にもかかわらず毎月かかります。

この固定費は、支払業務の量とは無関係に積み上がります。振込件数が少ない会社ほど、1件あたりに換算したときの負担は重くなる構造です。毎月2件の他行あて振込しかない会社の場合、年間で支払う66,660円のうち、実に66,000円が基本手数料という計算になります。

個人事業主には月額無料の選択肢がある

法人と違い、個人事業主は北國デジタルバンキングと北國クラウドバンキングのどちらも申し込めます。北國クラウドバンキングは月額基本手数料が無料で、他行あて振込は1件330円です。

ただし、総合振込と給与振込の一括処理、口座振替、でんさいを使う場合は北國デジタルバンキングの契約が必要になります。個別の振込と照会が中心であれば、月額無料のほうで足りる場合もあります。

出典:北國銀行『北國クラウドバンキングは誰でも申込できますか | よくあるご質問 | 北國銀行』(2019年9月18日公開)(2026年9月6日確認)
出典:北國銀行『ご利用料金|北國デジタルバンキング│北國銀行』(公開日記載なし)(2026年9月6日確認)

法人が振込コストを下げる手段は限られる

法人には北國クラウドバンキングという選択肢がありません。契約できるのは個人と個人事業主で、法人や任意団体は北國デジタルバンキングの利用が案内されています。そのうえで取れる手段を整理します。

法人が検討できる3つの手段

  1. 北國銀行あてに寄せられる振込先がないか洗い出す
  2. 給与の支払いを個別振込ではなく給与振込で処理する
  3. 振込専用のサブ口座を別に持ち、支払いだけを移す

1つ目は、取引先がすでに北國銀行の口座を持っている場合に限り有効です。新しい口座の開設を取引先へ求めるのは負担が大きいため、現実的な削減幅は限られます。

2つ目は、従業員への支払いがある会社に効きます。他行あての個別振込が1件330円であるのに対し、給与振込なら1件110円で処理できます。20人分を個別振込で処理している場合、給与振込へ切り替えるだけで月4,400円、年間52,800円の差になります。

3つ目が、固定費と他行振込手数料をまとめて見直す方法です。既存口座を残したまま、支払い専用の口座を別に持ちます。

株式会社・有限会社・合同会社なら、フィンサーバンクのフリープランを月額0円で利用できます。北國銀行あての入出金や融資、口座振替は今の口座に残し、他行あての支払いだけを新しい口座へ寄せれば、既存取引への影響を抑えながら試せます。

北國銀行あてへの集約、給与振込への切替、サブ口座の追加という3つの削減手段と、効果が出る支払いの種類を示した図

月額0円で法人口座の申込みを始める※申込手続きはオンライン完結・最短15分。株式会社・有限会社・合同会社限定、口座開設には審査があります。

フィンサーバンクは北國銀行フィンサー支店の口座を使う

聞き慣れないサービス名に不安を覚える方もいるはずなので、仕組みから確認します。フィンサーバンクを提供する株式会社f9kは銀行ではなく、金融サービス仲介業者(関東財務局長(金サ)第12号)として登録された事業者です。北國銀行と提携し、実際の口座は北國銀行フィンサー支店に開設されます。

利用者・株式会社f9k・北國銀行フィンサー支店の三者の関係と資金の置き場所を示した仕組み図

画面や機能を提供しているのはf9kで、預金口座は北國銀行フィンサー支店に開設されます。「聞いたことのないネット銀行へ預金を移す」という仕組みではありません。

既存の北國銀行口座をメインバンクとして残し、フィンサー支店の口座を振込専用に追加する使い方もできます。

利用できるのは株式会社・有限会社・合同会社に限られる

対象となる法人形態は限定されています。公式サイトに明記されているのは、株式会社・有限会社・合同会社の3形態です。

対象法人なら無料で口座開設を申し込む※2026年9月末まで現金1,000円プレゼントキャンペーンを案内中。条件は公式画面でご確認ください。

振込以外の機能も経理業務に寄せて設計されている

料金だけでなく、日々の入出金業務に必要な機能が揃っています。主なものを整理します。

請求書AI読取

受け取った請求書をアップロードすると、金額や振込先をAIが読み取り、振込データを作成できます。

総合振込・給与振込

全銀フォーマットのファイルをアップロードして、まとめて振込処理を行えます。

アプリ承認

振込の最終承認は専用アプリで行うため、ハードウェアトークンを持ち歩く必要がありません。

A

ATM入出金

コンビニATM、ゆうちょ銀行、全国の地方銀行のATMで入出金でき、手数料はかかりません。

振込予約は90日先まで設定でき、土日祝日でも即時の振込に対応しています。請求書の読み取りをAIに任せる発想は、経理以外の業務にも広がりつつあります。県内企業がどこから着手しているかは石川県のAI活用事例で整理しました。

出典:フィンサーバンク『フィンサーバンクの銀行機能|経理効率化のためのオンラインバンク』(公開日記載なし)(2026年9月6日確認)

フィンサーバンクの90円はスタンダードプラン以上の料金

広告で目にする「振込手数料90円」には適用条件があります。プランは3種類あり、無料で使えるフリープランの他行あて振込は1件110円です。

フィンサーバンクの料金プラン
項目フリースタンダードプロ
月額無料2,980円7,980円
他行あて振込110円90円90円
同行あて振込13円13円13円
給与振込110円50円21円
請求書AI読取振込月5件月20件制限なし
管理ユーザー1名制限なし制限なし
※1件あたり、税込。2026年9月6日時点で公表されている金額です。

同じ90円でも、月額2,980円のスタンダードプランと月額7,980円のプロプランでは給与振込の単価が違います。給与振込1件21円が使えるのはプロプランのみで、スタンダードプランでは1件50円です。

迷ったときのプランの選び方
自社の使い方まず確認するプラン理由
まず振込だけ試したいフリー月額0円で始められる
他行振込が月150件以上スタンダード手数料総額でフリーを下回る
複数人で承認・管理したいスタンダード以上管理ユーザー数の制限が緩い
給与振込が多いプロ給与振込21円/件
請求書AI読取を多く使うプロ読取件数の上限なし
※振込件数だけでなく、ユーザー数・請求書AI読取・経費精算など必要な機能も確認してください。

出典:フィンサーバンク『料金テーブル – Finswer Bank|業界最安値!振込手数料90円の経理効率化オンラインバンク』(公開日記載なし)(2026年9月6日確認)
出典:フィンサーバンク公式サイト(2026年9月末までの口座開設キャンペーンを掲載)(2026年9月6日確認)

北國デジタルバンキングとの差は振込件数で決まる

実際に比較すべきなのは、両者の月間コストです。月額基本手数料と振込手数料を合算し、他行あての件数ごとに並べました。

他行あて振込の月間コスト比較
毎月の件数北國デジタルフィンサー・フリーフィンサー・スタンダード
0件5,500円0円2,980円
10件8,800円1,100円3,880円
20件12,100円2,200円4,780円
50件22,000円5,500円7,480円
100件38,500円11,000円11,980円
150件55,000円16,500円16,480円
※月額基本手数料と他行あて振込手数料の合計。その他の手数料、資金移動の手間、機能差は含みません。

差が生まれる主因は、月額5,500円という固定費です。他行あての振込が1件もない月でも、北國デジタルバンキングは年間66,000円の基本手数料がかかります。

毎月20件の他行振込なら、北國デジタルバンキングは月12,100円、フィンサーバンクのフリープランは月2,200円です。年間差額は118,800円になります。毎月50件なら年間198,000円、100件なら年間330,000円の差です。

他行あて振込の件数を横軸に、3サービスの月間コストの推移と逆転点を示した折れ線グラフ

フリープランとスタンダードプランの逆転点は149件

フィンサーバンクの2プランを比べると、月額の差2,980円と1件あたり20円の差が釣り合う地点があります。フリープランが110円×件数、スタンダードプランが2,980円+90円×件数のため、149件でちょうど同額になり、150件以上でスタンダードプランのほうが安くなります。

月額0円のフリープランで口座開設を申し込む※株式会社・有限会社・合同会社限定。口座開設には審査があります。

北國デジタルバンキングを解約せず、サブ口座として使う方法もある

フィンサーバンクへすべてを移す必要はありません。口座振替やペイジーなど、北國デジタルバンキング側に残したい機能がある会社は、既存口座を維持したまま「他行あて振込だけフィンサーバンクへ移す」方法があります。

メリット

  • 他行あて振込が110円から
  • 給与振込の単価が下がる
  • 請求書の手入力を減らせる
  • ATMの入出金手数料が無料
  • 月額無料のプランがある

デメリット

  • 口座振替に対応していない
  • ペイジーの税金支払いが不可
  • 利用できる法人形態が限られる
  • 新しい口座への資金移動が必要
  • 1件90円には月額が必要

対応していないのは口座振替と、ペイジーによる税金などの払込みです。既存口座から自動引落にしている支払いがあれば、その部分は移せません。申込みの前に、次の項目を確認してください。

既存口座に残す必要がある支払い

  • 家賃、リース料、通信費などの口座振替
  • 社会保険料や税金の払込み
  • 法人クレジットカードの引き落とし
  • 融資の返済とその引落口座
  • 売上の入金先として取引先へ案内済みの口座

判断の前に、北國デジタルバンキング側でしか使えない機能の名称を整理しておきます。

口座振替
取引先や顧客の口座から代金を自動で引き落とす、代金回収の仕組み。
IS-NET
石川ネット代金回収サービス。地域内外の金融機関から代金を回収する仕組み。
でんさい
電子記録債権。手形に代わる決済手段として、債権の発生と譲渡を電子的に記録する。

メインバンクは解約せずに残す

融資取引、口座振替、売上の入金先、取引先へ案内済みの口座番号は、既存の銀行口座に紐づいています。手数料だけを見て解約すると、資金繰りと事務の両面で影響が出ます。支払い専用のサブ口座として追加し、既存口座と役割を分ける使い方が現実的です。

導入を見送ったほうがよい会社もある

すべての会社に効果が出るわけではありません。向き不向きは、振込の中身と法人形態によって次のように分かれます。

おすすめの方

  • 他行あての振込が毎月10件以上ある会社
  • 請求書の内容を手入力で振込している会社
  • 給与振込の件数が多い会社
  • メインバンクを残したまま費用だけ見直したい会社

合わない方

  • 株式会社・有限会社・合同会社以外の法人
  • 個人事業主の方
  • 他行あての振込がほとんどない会社
  • 口座振替やIS-NETで代金回収をしている会社
  • 新しい口座への資金移動を増やしたくない会社

他行あての振込が月に数件しかない会社では、削減額よりも資金移動と口座管理の手間が上回ります。北國銀行あての振込が中心の会社も同様です。

口座開設後は、他行振込の一部だけ移して試せる

口座を開設したからといって、すぐにメインバンクを変更する必要はありません。まず他行あての支払いを数件だけ移し、操作・承認・会計処理を確認してから対象を広げられます。

1

直近3か月の振込件数を確認する

5分〜

他行あて振込と給与振込の件数を確認します。

2

年間差額を確認する

比較

この記事の表で現在の年間コストとの差を見ます。

3

オンラインで口座開設を申し込む

最短15分

株式会社・有限会社・合同会社が対象です。口座開設には審査があります。

4

数件の振込で操作を試す

開設後

外注費や仕入代金など、分かりやすい支払いから移します。

5

問題なければ対象を広げる

運用後

承認・会計処理・資金移動を確認してから件数を増やします。

フィンサーバンクの無料口座開設を申し込む※申込手続きはオンライン完結。2026年9月末まで現金1,000円プレゼントキャンペーンを案内中。

集計の段階で、請求書の処理にどれだけ時間がかかっているかも合わせて記録しておくと、手数料以外の効果を判断できます。社内でどこまで自動化できるかを検討する場合は、石川県のAI導入支援・開発会社への相談も選択肢に入ります。導入費用の一部には石川で使えるAI補助金・助成金が使える場合があります。

判断に迷いやすい点をQ&Aで整理する

ここまでで触れきれなかった疑問を、質問の形でまとめました。

A. 月額5,500円です。申込月は無料とされています。振込の件数や振込先にかかわらず毎月発生します。

振込件数と必要な機能で選択肢が決まる

同じ「手数料が高い」という悩みでも、有効な対策は使っている機能によって変わります。本記事で確認した内容を整理します。

この記事の要点

  1. 北國デジタルバンキングの費用は月額5,500円と振込手数料の合計
  2. 月額5,500円は振込が1件もない月でも発生し、年間66,000円になる
  3. 他行あて振込は1件330円、給与振込は他行あて1件110円
  4. フィンサーバンクの他行あては1件110円から、月額2,980円以上のプランで1件90円
  5. 毎月20件の他行あて振込なら、年間で118,800円の差が生まれる
  6. 口座振替とIS-NETを使っている場合、月額5,500円はゼロにできない

他行あて振込が毎月ある株式会社・有限会社・合同会社なら、まず年間差額を確認してください。毎月20件なら、北國デジタルバンキングとフィンサーバンクのフリープランの単純比較で年間118,800円の差です。

口座開設後も北國デジタルバンキングを解約する必要はありません。既存の入金・融資・口座振替はそのまま残し、他行あての振込だけ数件から試せます。費用差が十分にあるなら、実際の操作性を確認してから利用範囲を広げるのが安全です。

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